液体・液状,マフラー,ヘッドガスケット,水道用,シート,フランジ,耐熱パッキンなどの種類・用語

 

メタルジャケット形ガスケット/プラスチックジャケット形ガスケット



パッキン及びガスケット用語において、”(1)種類及び名称に関する用語”の分類の中で、”(1.6)ガスケット”に分類されている用語のうち、『メタルジャケット形ガスケット』、『プラスチックジャケット形ガスケット』のJIS規格における定義その他について。

水道用パッキン、フランジパッキン、シートパッキンや液体・液状ガスケット、マフラーやシリンダーヘッドなどに用いられるガスケット・パッキンの種類や名称に関する用語として、パッキン及びガスケット用語(JIS B 0116)において、”(1)種類及び名称に関する用語”の分類の中で、”(1.6)ガスケット”に分類されているパッキン・ガスケット用語には、以下の、『メタルジャケット形ガスケット』、『プラスチックジャケット形ガスケット』などの用語が定義されています。

パッキン及びガスケット用語(JIS B 0116)
⇒【(1)種類及び名称に関する用語 > (1.6)ガスケット 】


分類: パッキン及びガスケット用語 > (1)種類及び名称に関する用語 > (1.6)ガスケット

番号: 1615

用語: メタルジャケット形ガスケット

意味(定義):
石綿その他の耐熱材料を、金属で被覆したジャケット形ガスケット。
全被覆、半被覆、二重被覆、波形被覆、丸形被覆、内外周被覆などがある(図1615参照)。
図1615 メタルジャケット形ガスケット
図1615 メタルジャケット形ガスケット

読み方:
めたるじゃけっとがたがすけっと

対応英語(参考):
metal-jacketed gasket


分類: パッキン及びガスケット用語 > (1)種類及び名称に関する用語 > (1.6)ガスケット

番号: 1616

用語: プラスチックジャケット形ガスケット

意味(定義):
フェルト状石綿その他の材料を、合成樹脂
(※1)で被覆したジャケット形ガスケット(図1616参照)。
図1616 プラスチックジャケット形ガスケット
図1616 プラスチックジャケット形ガスケット

読み方:
ぷらすちっくじゃけっとがたがすけっと

対応英語(参考):
plastic jacketed gasket


(※1)
合成樹脂とは、それ自身は樹脂の特性をもっていない、反応成分から重合、縮合のような制御された化学反応によって作られた樹脂のことです。
なお、合成樹脂に関連するJIS規格には、以下などがあります。

JIS C 8380
ケーブル保護用合成樹脂被覆鋼管

JIS C 8411
合成樹脂製可とう電線管

JIS C 8412
合成樹脂製可とう電線管用附属品

JIS C 8425
屋内配線用合成樹脂線ぴ(樋)

JIS C 8435
合成樹脂製ボックス及びボックスカバー

JIS G 3543
合成樹脂被覆鉄線

JIS K 5516
合成樹脂調合ペイント

JIS K 5660
つや有合成樹脂エマルションペイント

JIS K 5663
合成樹脂エマルションペイント及びシーラー

JIS K 5668
合成樹脂エマルション模様塗料

JIS K 5669
合成樹脂エマルションパテ

JIS K 5981
合成樹脂粉体塗膜

JIS K 6828-1
合成樹脂エマルジョン−第1部:不揮発分の求め方

JIS K 6828-2
合成樹脂エマルジョン−第2部:白化温度及び最低造膜温度の求め方

JIS K 6828-3
合成樹脂エマルジョン−第3部:粗粒子量(ろ過残さ)の求め方