耐酸試験/溶解試験(水道用ゴムの)/耐寒試験
パッキン及びガスケット用語において、”(2)仕様に関する用語”の分類の中で、”(2.3)試験及び検査に関するもの”に分類されている用語のうち、『耐酸試験』、『溶解試験(水道用ゴムの)』、『耐寒試験』のJIS規格における定義その他について。
水道用パッキン、フランジパッキン、シートパッキンや液体・液状ガスケット、マフラーやシリンダーヘッドなどに用いられるガスケット・パッキンの種類や名称に関する用語として、パッキン及びガスケット用語(JIS B 0116)において、”(2)仕様に関する用語”の分類の中で、”(2.3)試験及び検査に関するもの”に分類されているパッキン・ガスケット用語には、以下の、『耐酸試験』、『溶解試験(水道用ゴムの)』、『耐寒試験』などの用語が定義されています。
パッキン及びガスケット用語(JIS B 0116)
⇒【(2)仕様に関する用語 > (2.3)試験及び検査に関するもの 】
分類: パッキン及びガスケット用語 > (2)仕様に関する用語 > (2.3)試験及び検査に関するもの
番号: 2316
用語: 耐酸試験
意味(定義):
耐酸性(※1)を調べる目的で、塩酸、硫酸その他の酸を用いて行う浸せき試験。
読み方:
たいさんしけん
対応英語(参考):
acid resistant test
分類: パッキン及びガスケット用語 > (2)仕様に関する用語 > (2.3)試験及び検査に関するもの
番号: 2317
用語: 溶解試験(水道用ゴムの)
意味(定義):
水道用ゴム材料の耐溶解性(※2)を調べる目的で、塩素を含んだ水を用いて行う浸せき試験。
読み方:
ようかいしけん(すいどうようごむの)
対応英語(参考):
−
分類: パッキン及びガスケット用語 > (2)仕様に関する用語 > (2.3)試験及び検査に関するもの
番号: 2318
用語: 耐寒試験
意味(定義):
ゴム材料、合成樹脂などの、低温でのもろさ及び硬さなどを測定するために行う試験で、低温曲げ試験(※3)、衝撃ぜい化試験(※4)などがある。
読み方:
たいかんしけん
対応英語(参考):
low temperature resistant test
(※1)
耐酸性とは、酸に浸されにくい性質のことです。
(※2)
水道用ゴム材料の耐溶解性とは、水道用ゴム材料の配合成分が、水に溶出しにくい性質のことです。
(※3)
低温曲げ試験とは、ゴム材料、合成樹脂などの試料を、低温の指定温度に指定時間放置し、速やかに曲げ、き裂の有無により低温でのもろさを調べる試験です。
(※4)
衝撃ぜい化試験とは、ゴム材料、合成樹脂などの試料に、低温そう内で打撃を与え、低温でのもろさを調べる試験です。
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