永久伸び試験/圧縮永久ひずみ試験/はく離試験
パッキン及びガスケット用語において、”(2)仕様に関する用語”の分類の中で、”(2.3)試験及び検査に関するもの”に分類されている用語のうち、『永久伸び試験』、『圧縮永久ひずみ試験』、『はく離試験』のJIS規格における定義その他について。
水道用パッキン、フランジパッキン、シートパッキンや液体・液状ガスケット、マフラーやシリンダーヘッドなどに用いられるガスケット・パッキンの種類や名称に関する用語として、パッキン及びガスケット用語(JIS B 0116)において、”(2)仕様に関する用語”の分類の中で、”(2.3)試験及び検査に関するもの”に分類されているパッキン・ガスケット用語には、以下の、『永久伸び試験』、『圧縮永久ひずみ試験』、『はく離試験』などの用語が定義されています。
パッキン及びガスケット用語(JIS B 0116)
⇒【(2)仕様に関する用語 > (2.3)試験及び検査に関するもの 】
分類: パッキン及びガスケット用語 > (2)仕様に関する用語 > (2.3)試験及び検査に関するもの
番号: 2322
用語: 永久伸び試験
意味(定義):
ゴム材料、合成樹脂などの、永久伸び(※1)を測定するために行う試験。
読み方:
えいきゅうのびしけん
対応英語(参考):
tension set test
分類: パッキン及びガスケット用語 > (2)仕様に関する用語 > (2.3)試験及び検査に関するもの
番号: 2323
用語: 圧縮永久ひずみ試験
意味(定義):
ゴム材料、合成樹脂などの、圧縮永久ひずみ(※2)を測定するために行う試験。
読み方:
あっしゅくえいせいきゅうひずみしけん
対応英語(参考):
compression set test
分類: パッキン及びガスケット用語 > (2)仕様に関する用語 > (2.3)試験及び検査に関するもの
番号: 2324
用語: はく離試験(※3)
意味(定義):
耐はく離性を調べるために行う試験。
金属又は合成樹脂と加硫ゴムとの間の接着強さを測定する場合と、積層材料の布層相互間又はゴム層と布層との間の接着強さを測定する場合とでは、それぞれ試験方法が異なる。
読み方:
はくりしけん
対応英語(参考):
adhesion test
(※1)
永久伸びとは、ゴム材料、合成樹脂などに引張力を与え、一定時間放置した後の残留ひずみのことです。
(※2)
圧縮永久ひずみとは、ゴム材料、合成樹脂などを、一定時間一定温度で圧縮したときの残留ひずみのことです。
(※3)
はく離とは、加硫ゴムと金属若しくは合成樹脂との接着部又はゴムで密着された布層相互間若しくはゴム層と布層が離れることをいいます。
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