ガスケットの接触可能幅/基本ガスケット幅
パッキン及びガスケット用語において、”(2)仕様に関する用語”の分類の中で、”(2.1)寸法に関するもの”に分類されている用語のうち、『ガスケットの接触可能幅』、『基本ガスケット幅』のJIS規格における定義その他について。
水道用パッキン、フランジパッキン、シートパッキンや液体・液状ガスケット、マフラーやシリンダーヘッドなどに用いられるガスケット・パッキンの種類や名称に関する用語として、パッキン及びガスケット用語(JIS B 0116)において、”(2)仕様に関する用語”の分類の中で、”(2.1)寸法に関するもの”に分類されているパッキン・ガスケット用語には、以下の、『ガスケットの接触可能幅』、『基本ガスケット幅』などの用語が定義されています。
パッキン及びガスケット用語(JIS B 0116)
⇒【(2)仕様に関する用語 > (2.1)寸法に関するもの 】
分類: パッキン及びガスケット用語 > (2)仕様に関する用語 > (2.1)寸法に関するもの
番号: 2107
用語: ガスケットの接触可能幅
意味(定義):
ガスケットとガスケット座とが接触する幅(N)で、ガスケットの両面で接触幅が異なるときは大きい方をとる(図2107参照)。
図2107 ガスケットの接触可能幅(N)
読み方:
がすけっとのせっしょくかのうはば
対応英語(参考):
possible contact width
分類: パッキン及びガスケット用語 > (2)仕様に関する用語 > (2.1)寸法に関するもの
番号: 2108
用語: 基本ガスケット幅
意味(定義):
ガスケット座、ガスケットの接触可能幅、ガスケットの材質及びガスケットの厚さにより決まる幅で、有効ガスケット幅(※1)を決めるのに用いる。
ガスケット座が平面のときは、ガスケットの材質に関係なく、ガスケットの接触可能幅の1/2になる。
読み方:
きほんがすけっとはば
対応英語(参考):
basic gasket seating width
(※1)
有効ガスケット幅とは、ガスケットが有効に働いているとみなされる幅のことです。
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