耐溶解性(水道用ゴムの)/耐炎性/耐熱性
パッキン及びガスケット用語において、”(2)仕様に関する用語”の分類の中で、”(2.2)品質及び性能に関するもの”に分類されている用語のうち、『耐溶解性(水道用ゴムの)』、『耐炎性』、『耐熱性』のJIS規格における定義その他について。
水道用パッキン、フランジパッキン、シートパッキンや液体・液状ガスケット、マフラーやシリンダーヘッドなどに用いられるガスケット・パッキンの種類や名称に関する用語として、パッキン及びガスケット用語(JIS B 0116)において、”(2)仕様に関する用語”の分類の中で、”(2.2)品質及び性能に関するもの”に分類されているパッキン・ガスケット用語には、以下の、『耐溶解性(水道用ゴムの)』、『耐炎性』、『耐熱性』などの用語が定義されています。
パッキン及びガスケット用語(JIS B 0116)
⇒【(2)仕様に関する用語 > (2.2)品質及び性能に関するもの 】
分類: パッキン及びガスケット用語 > (2)仕様に関する用語 > (2.2)品質及び性能に関するもの
番号: 2213
用語: 耐溶解性(水道用ゴムの)(※1)
意味(定義):
水道用ゴム(※2)材料の配合成分が、水に溶出しにくい性質。
読み方:
たいようかいせい(すいどうようごむの)
対応英語(参考):
−
分類: パッキン及びガスケット用語 > (2)仕様に関する用語 > (2.2)品質及び性能に関するもの
番号: 2214
用語: 耐炎性
意味(定義):
着火した場合、炎をあげて燃焼を続けにくい性質。
読み方:
たいえんせい
対応英語(参考):
flame resistance,
fire resistance
分類: パッキン及びガスケット用語 > (2)仕様に関する用語 > (2.2)品質及び性能に関するもの
番号: 2215
用語: 耐熱性
意味(定義):
熱に浸されにくい性質。
読み方:
たいねつせい
対応英語(参考):
heat resistance
(※1)
水道用ゴム材料の耐溶解性を調べる目的で、塩素を含んだ水を用いて行う浸せき試験のことを、溶解試験(水道用ゴムの)といいます。
(※2)
水道用ゴムについては、以下のJIS規格があります。
JIS K 6353
水道用ゴム
この規格では、水道用の管継手及びバルブに使用する水密保持用ゴムについて規定されています。
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