加熱減量/強熱減量/湿分(石綿の)
パッキン及びガスケット用語において、”(2)仕様に関する用語”の分類の中で、”(2.2)品質及び性能に関するもの”に分類されている用語のうち、『加熱減量』、『強熱減量』、『湿分(石綿の)』のJIS規格における定義その他について。
水道用パッキン、フランジパッキン、シートパッキンや液体・液状ガスケット、マフラーやシリンダーヘッドなどに用いられるガスケット・パッキンの種類や名称に関する用語として、パッキン及びガスケット用語(JIS B 0116)において、”(2)仕様に関する用語”の分類の中で、”(2.2)品質及び性能に関するもの”に分類されているパッキン・ガスケット用語には、以下の、『加熱減量』、『強熱減量』、『湿分(石綿の)』などの用語が定義されています。
パッキン及びガスケット用語(JIS B 0116)
⇒【(2)仕様に関する用語 > (2.2)品質及び性能に関するもの 】
分類: パッキン及びガスケット用語 > (2)仕様に関する用語 > (2.2)品質及び性能に関するもの
番号: 2231
用語: 加熱減量
意味(定義):
試料が加熱されたことによって生ずる質量の減少。
読み方:
かねつげんりょう
対応英語(参考):
heating loss
分類: パッキン及びガスケット用語 > (2)仕様に関する用語 > (2.2)品質及び性能に関するもの
番号: 2232
用語: 強熱減量
意味(定義):
試料が強熱されたことによって生ずる質量の減少。
一般に、高温で恒量となるまで、又は一定時間加熱したときの減量を%で示す。
読み方:
きょうねつげんりょう
対応英語(参考):
ignition loss
分類: パッキン及びガスケット用語 > (2)仕様に関する用語 > (2.2)品質及び性能に関するもの
番号: 2233
用語: 湿分(石綿の)
意味(定義):
石綿の試料が、物理的に保有している水分。
一般に、105℃で1時間加熱したときの減量を%で示す(JIS R 3450 参照)。(※1)
読み方:
しつぶん(せきめんの)
対応英語(参考):
moisture content
(※1)
JIS R 3450 は、以下のJIS規格になります。
JIS R 3450
石綿糸
なお、この規格は、現在はJIS規格において、旧規格・廃止規格となっております。
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